新型コロナウイルス対策の助成金を騙った勧誘・詐欺に注意!

新型コロナウイルスの流行に伴い、業務に支障が出た事業主を対象に「雇用調整助成金」の拡充や「事業継続緊急対策(テレワーク)助成金」の新設などが行われています。

心強い制度ができるのはうれしいことですが、それに乗じて違法な「助成金ビジネス」の勧誘、詐欺行為が増えていることも見逃せません。

┃『絶対に』『確実に』もらえる助成金は無い

「絶対に助成金がもらえます!」と謳っている広告を見たことはありませんか?

書類を提出するだけで助成金がもらえる、と勘違いされやすいのですが、実際はそのようなことはありません。

申請の際は就業規則や雇用契約書、賃金台帳などの提出も求められ、厳しく内容を審査されます。

内容に不備があれば助成金が支給されないだけでなく、最悪の場合不正を疑われます。

┃その「助成金コンサルタント」は違法業者かも

自らを「助成金コンサルタント」「助成金サポートセンター」などと名乗り、勧誘を行う業者がいます。

依頼する前に、本当に信頼できる業者なのか確認しましょう。

助成金の申請代行は社会保険労務士の独占業務です。

資格を持たない助成金コンサルタントに申請代行を依頼すると、依頼した事業主も刑事告訴の対象となる可能性があります。

┃助成金担当者を装った振り込め詐欺も

【新型コロナかたる詐欺電話 注意を!】

7日、東京 豊島区の40代の男性の自宅に労働局の職員を名乗る男から「新型コロナウイルス対策で助成金が出ています。マスクも送付します」などと、うその電話がありました。

職員を名乗る男は「手続きのために銀行口座の登録が必要だ」として、近くにATMに行き、銀行の担当者のものだとされる電話番号に連絡するよう指示されたということです。

*NHK NEWS WEB(2020年3月9日 13時33分)

┃自衛のためのちょっとした心構え

・「絶対に」もらえる助成金は「無い」
不正が無いか、労働局が厳しく審査しています。

・「誰でも」もらえる助成金は「無い」
助成金の種類ごとに細かく条件が定められています。

・「今すぐ」もらえる助成金は「無い」
審査が終わってから支給されるまで、数か月間はかかるのが通例です。

安心・安全に助成金申請を行うには、やはり社会保険労務士に相談することをおすすめします。

お気軽にお問い合わせください。

(担当:近藤彩)