正社員以外の労働者を活用する理由┃厚生労働省調査

厚生労働省は2月12日、2019年の「就業形態の多様化に関する総合実態調査」結果を公表しました。

この調査では、正社員や正社員以外の就業形態(働き方)について事業所側と労働者側の双方から意識調査を実施しています。

┃事業所における正社員比率

調査対象の事業所のうち、
・正社員以外の労働者比率が「上昇した」事業所は 16.2%
・正社員以外の労働者比率が「低下した」事業所は 14.6%

「上昇した」事業所では、パートタイマーや嘱託社員の比率が高まっています。

┃正社員以外の労働者を活用する理由

正社員以外の労働者を活用する理由は、
・「正社員を確保できないため」(38.1%)
・「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」(31.7%)
・「賃金の節約のため」(31.1%)

という理由が上位になっており「本当は正社員を採用したい」と考えている事業所が多いように感じます。

これまで優秀な人材を確保することが難しかった中小企業も新型コロナウイルス感染症の影響で採用面ではチャンスととらえることもできます。

*厚生労働省
令和元年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況

24時間受付 WEBからのお問い合わせはコチラ

お問い合わせ