健康保険の傷病手当金の支給期間が変更に

健康保険の傷病手当金は、業務外の理由による病気やケガで会社を休んだときに休んでいる間の所得保障、生活保障として給付が受けられる制度です。

今国会の法改正により、傷病手当金の支給期間が変更になりました。

┃傷病手当金の支給期間の通算化

従来、傷病手当金の支給期間は、支給を開始された日から最長1年6箇月となっており、途中一時的に復帰して再度、休業した場合でも支給期間が延長されませんでした。

今回の法改正では、一時的に復帰して再度、休業した場合等については、その一時的に復帰した(不支給となった)期間の分を延長して傷病手当金が支給されることになりました。

従来・・・支給開始日から1年6箇月
改正後・・実際に傷病手当金を受けられる期間が1年6箇月

┃法改正の背景

今回の健康保険法の改正の目的には、がん治療等、入退院を繰り返しながら長期の療養が必要な被保険者への保護を手厚くすることがあるようです。

これまでの取り扱いとは、大きく変わりますので従業員への説明をまちがえないようにしましょう。

*厚生労働省
全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案(令和3年2月5日提出)

*全国健康保険協会(協会けんぽ)
病気やケガで会社を休んだとき(傷病手当金)