東京商工リサーチは、2019年(1~12月)の「人手不足」関連倒産の件数を発表しました。
倒産件数は過去最多となっています。
2019年の「人手不足」関連倒産
2019年の「人手不足」関連倒産は過去最多の426件(前年比10.0%増)となりました。
この数字は、2013年の調査開始以来、過去最多となっています。
人手不足は、次の3類型に分けられており、それぞれの件数は以下の通りです。
「後継者難」型・・・270件(同2.8%減)
「求人難」型・・・・78件(同32.2%増)
「従業員退職」型・・44件(同83.3%増)
さらに「人件費高騰」が原因での倒産は34件(同30.7%増)となっています。
今後一層、人材確保や生産性向上が求められます。
※東京商工リサーチ
2019年の「人手不足」関連倒産