厚生労働省は、全国の事業所を対処とした「平成31年就労条件総合調査」の結果を公表しました。
自社の制度や対応が一般的、平均的に見てどうなのか、参考になります。
週休制
○何らかの週休二日制を導入している・・・82.1%
○完全週休二日制を導入している・・・・・44.1%
週休二日制を導入している企業が多く、これよりも休日が少ないと「休日が少ない会社」という印象を与えてしまうと思われます。
年間休日日数
○企業平均・・・・・108.9日
○労働者平均・・・・114.7日
一年52週×週休二日=104日ということを考えるとこちらの結果からも「週休二日制」が浸透していると考えることができます。
みなし労働時間制
○事業場外みなし労働時間制・・・12.4%
○専門業務型裁量労働制・・・・・2.3%
○企画業務型裁量労働制・・・・・0.6%
制度を適切に運用するためには、一定程度の専門知識も必要です。
そうした日々の労務管理の難しさも導入が進まない要因であると考えられます。
勤務間インターバル制度(11時間以上)
○全員に導入している・・・・・32.9%
○ほとんど全員・・・・・・・・35.0%
就業規則に明記されているかどうかまではわかりませんが始業と終業の時刻の間が11時間以上空いている企業の割合です。
勤務間インターバル制度の導入にあたっては、助成金も用意されているので導入を検討してみるとよいでしょう。
ただし、今年度は11月15日が締め切りとなっています。
その他の調査結果は、以下のリンクをご覧ください。
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勤務間インターバル制度導入
※厚生労働省
平成31年就労条件総合調査